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あまの

Author:あまの
白雪納戸(シラユキナンド)という
屋号でハンクラ活動しています。
英語表記 whitesnow closet
(ほわいとすのーくろーぜっと) です。

記事は基本的に長めです。
改行も少なめで密度が高いです。

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引き出しを作る。五回戦目

今回の納品でボックスが相当きつくなるのと、
品物の見直しもいるかなと思いまして、
引き出しを交換することにしました。

材料はこちら。
150704-2.jpg
2ミリのカルトンと、職場から引き取ってきた3ミリの厚紙。
あと100均のウレタンボードです。

ウレタンボードは天井に使います。
たわみがでないくらい厚くて、なおかつ軽い、ということで。
昨年の引き出しリメイクでも使いたかったのだけど、見当たらなかったのよね…

念のためにサイズメモしておいて良かったなー。
今回は高さテキトーです。なのでちょっと楽。

引き出しの深さを5センチにするので、壁の高さは+1.5センチくらいで。
もう5回目なので、外箱は慣れたものです。
150704-3.jpg
頑丈にしたいので、両サイドは3ミリにしました。

外箱の天井を残して引き出し作成。
引き出したときの余白をやはり2センチほどとりました。
150704-4.jpg
底面は接いでおります。

外箱に引き出しを入れてサイズ確認。
150704-5.jpg
奥に隙間を作る形になるのです。

天井を乗せました。
150704-6.jpg
ボードの側面は脆いので、ガードのためにノリテープを巻いています。
ウレタンにもよくくっつくので一安心です。
内側をある程度包装してから天井をつけるので、ここではまだ接着せず。

さて、ガワができたところでいよいよカルトナージュ的な作業に。
お気に入りの包装紙をとうとう使います。
下敷きにするには少しやかましいので、今まであえて無地のにしていたのですが、
この際思いきって使ってみようと。
かわいいし!
150704-7.jpg
左下のは、昨年の引っ越し直前に購入した巨大カルトナージュノリです。

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アクリルとの戦い。第二章

組み立て前に、取っ手ネジ用の穴を空けました。

いきなり空けるなどと暴挙はせずに、端材で練習。
キリでゴリゴリしても空かないので、ピンバイス使いました。

このピンバイス、多分粘土用に購入してたんだと思うな…
こんなことで初使いするとはなあ。
(とはいえ数年前、人形用に2本くらい持ってたさ…使わなくなって売ったけど)


一番太いものでも1ミリなので、とりあえず1ミリ穴を空けてから、キリをぶっ刺してゴリゴリガリガリ。
この方法だとキリでも拡張で切るみたいです。
ついでに棒やすりを発掘して、ゴリゴリガリガリ。

棒やすりは板の縁を削るのにも使いました。
段差必至だから、これを削るんだけど、カッターで削るだけだとだんだん曲がってくるのです。
この曲がりを修正するのにごしごし削る。白くなってしまうので、研磨剤で磨く。
あー、研磨剤買っておいて良かった…

というわけで、穴も空いたところでいよいよ接着。

131218-2.jpg

前と右がくっついたところ。
底面は傷防止のために保護紙貼ったままです。

アクリル用接着剤は結局買ってきたともさ…
接着剤として使うのは実は初めてなのだけれど、アクリル板自体を溶かして、溶けたとこ同士でくっつけるという話。
どういうことですかと思いながら、ぴっちり合わせてますてで仮留めして、隙間につーっと流し込んでみたら、

本当にくっついた…

接着剤自体はさらさらしていて、あっという間に揮発します。指についてもすぐ消えてしまう。
これ自体に粘性があるとかではないのだ。

アクリルを溶かしてしまうので、要らんところに垂れるとそこも溶けて白っぽくなってしまいます。
急いで拭き取るのだけど、跡が残るので、そこをまた研磨剤で磨くと目立たなくなります。
買っておいて以下略。

131218-3.jpg
取っ手用のねじ穴。2ミリ。
結構きれいに空きました。

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アクリルとの戦い。第一章

箱作りが案外うまくいったので、勢いでとうとうアクリル板での箱(引き出し)作りに入りました。
カルトナージュの延長なんだけど、紙も布も出てきませんという話。

2ミリのアクリル板には両面に保護紙が貼ってあります。
この上に線を引いて、アクリルカッターで切ります。

切る、というよりは彫る、削るのほうが正しい。
きいいいいいいいいい、という、どうにも不安をかき立てる音がします。
黒板をひっかく音に近いかな、ぞわぞわぞわーっとする音です。

1/3ほど彫ったら、溝の端を折るとパキッと割れるそうなんですが、

まあ見事にきれいに割れました。びっくり。

ただ、誤差が出ます。
定規が曲がったのは自分の手落ちとしても(苦)、Uの底の真ん中が割れるのだから、こんなミリ単位で明らかに階段状になるのですよ。
これ、板が厚くなるほど顕著になりそう。
切断の際に数ミリ使うことになるってのはこういうことだったのか…

だのに、終盤の線から切っちゃったもんだから、誤差分を少しずつ後ろにずらして採寸し直すってことができないわけですよ。
ずらしていったら他のパーツが数ミリ足りなくなっちゃう。

なので、このパーツは見捨てることにして、手前のとこから切り出すことにしました。
大きめのを買ってきたからリカバリできます。良かったー!!

ギーギーきゅーきゅーさせながら5枚切り出しました。
131218-1.jpg
側面は奥の方が高くなっています。
手前3センチ、奥6センチの引き出し。


さすがに若干学習しているので、貼り合わせの前に寸法の微調整です。
段差部分ももちろん削ってます。

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箱を作る。4回の裏

サイズ合わせにお店に行ってきましたよっ。
今月は減りがいまいちで、こりゃ赤字だなーと思ってたんですが、
「つい先ほど」比較的大物がお買い上げいただけたそうです。

次の納品がこれまた大物だから、場所が空くのはありがたいです。

それはさておき、作りかけの箱を突っ込んでみたらやっぱり大きくて入らない。
1ミリかそこらの大きさで入らないのです。
ナツメ球の場所はおおむね合っていると思う。

メジャーも持っていったので採寸し直しました。
これで何回測ってるんだろ…学習しないのねアタシ。

確実に入るのが、幅280、奥行き290、高さ130ミリ。
このサイズ内に納めればボックスに入る…はず。

(ボックス自体はもう数ミリ大きいのだけど、ゆとりが必要なのです)

帰宅して、大きい部分を裁ち落とし、バトル開始。
狭くて深い入れ物の内側全面を貼るのは大変なので、底をつけない状態で天井から整えていきます。

なんだかんだ我ながらミラクルな手法を駆使しながら、

できました。
131217.jpg
今までとは違う、ホワイトパールの内装です。
天井(この画像では左側)は全面鏡。
白い紙なのでテープの継ぎ目がちょっと透けてるのが難。

作成スピードが明らかにアップしましたよ!

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箱を作る。4回の表

何からやっつければいいのか悶々としているこの頃、
とりあえず箱作りに着手してみました。

最上段の横長ボックスをまるっと模様替えしたいのです。

サイズ合わせしなくていいように、がっつり採寸してきたつもりなのだけど…

まず自分が計算誤りました。
大きく切るのはいいけど小さく切ったからリカバリできません。
暗算ダメ絶対。

次。ナツメ球を通すための穴の位置、採寸メモ通りにやると明らかにはみ出る。
なぜだ。

お店のメジャーで測ってきたんだけど、
これ、数値がイマイチわかりにくい。
あー、やっぱり慣れた自分のメジャーでないといかんね。

ということで、わかりにくさから推測して1センチ間違っていると。
横はそれでいいとして、縦の誤差は何ミリなんだ…

(しばし格闘)

天井と三方を貼り付けたところで、どうもサイズアウトしている気がするので、
念のためボックスに突っ込んでみることにして、今夜はここまで。

採寸メモもどうも当てにならないっていうね!

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ファイルを作ります3。

リング金具をつけます。

昨晩の失敗は、下が柔らかかったのが原因だと。
ちゃんと打ち台置いてなかったのが拙かったのだと思われます。

そうはいっても小さいのは打ちにくいんだけどね…足も短いし。

ともあれアタマがへこむのも構わずガンガン打ちました。
バネホックの打ち具はあるけど、カシメのは足りてないような気がする打ち具。

完成です。
131031.jpg
実にガーリーで暑苦しい感じのカラーリングです。
いいんだ、ファイルだから。

ちなみにこれ、微妙に反っていて平面に置くとがたがたします。
いいんだ、自分用だから。

わざわざラミネートシートを買ってまでラミネート布を使用したのは、
(既成ラミネート布に気に入るのがなかったのもあるけど)
耐久性と防汚性を得るためであります。
平たくいうと、ガンガン気にせず使えるってこと。
コーナー金具もそのためです。まあ、見た目のはったりもあるけどね。

しかしラミネートのアイロンがへただったらしく、ビニルが布にしみこみすぎてハーフツヤになってしまった…
ツヤツヤツルツルになるのが正しい仕上がりだと思うのですが。
剥がれるよりはいっかーとぎゅうぎゅうにアイロンしました結局。

サイズ違いのファイル使って数ヶ月、
やっと伝票をジャストサイズに納めることができました。嬉しーー

さて次は新しく借りたボックスの納品だな…
日額も大きいからなるべく早く納めたい。
引き出し移転をするまで内装は手をつけないので、
前回用意した台やら箱やらと、ハンギングネットでなんとかするつもりです。

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ファイルを作ります2。

131030-6.jpg
やり直しの裏打ち。70か55kのコピー紙から90kのクラフト紙に変更。
ノリが足りないとぼこぼこになるみたいなので、布にしみ出すぐらいもっさり塗りました。
そのときはたわんでぼこぼこなんだけど、乾くと案外ぴーんと張るんだなこれが。

まっすぐ貼ってるつもりだけど、やはり微妙に曲がるので、ストライプやボーダー柄は以下略。

裏を貼りました。
背表紙と柄をあわせるつもりはなかったんだけど、合ってたらもっと格好良かったな…
で、重なって浮きやすくなっているところを洗濯ばさみで挟んでます。
キツイので挟むとへこんで跡がつくので、あとがでにくい形のをチョイス。
地区に四つ角は重なりすぎてとても浮きやすいので、厳重に挟んでます。
131030-7.jpg

ファイルっぽくなりましたね。
131030-8.jpg

コーナー金具を取り付けます。
前回使ったのがちょっときつかったので、大きめのを買ったら大きすぎた…
キツイのは角なんだよね、重なってるから。そこさえ押し込めれば小さい金具でもいいと思います。
131030-9.jpg
金属接着なのでアクリラで接着して、両端を少し締めました。
口金用のペンチが活躍したわけだけど、傷も良くつくんだこれが…
やはり革か何かをあてないと、そのままでは使えません。

こんな感じです。かなりファイルです。
131030-10.jpg
洗濯ばさみのあとがすでにつきかけていたので、キルト芯でくるんでから挟み直しました。
金具つけてみたけど、久しぶりでカシメの打ち方がビミョーで、まごまごしているうちに行方不明になりました。

小さいのはあるし、前回もそれで作れたからいいかなーと試してみたんだけどやっぱりダメ。
夜中だし、焦って打っても良くないので、アタマ冷やすために保留。
ついでに大きめカシメ探しに行こう…

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ファイルを作ります1。

レンタルボックスの伝票用の、B6リングファイルを作ります。
材料はそろえてあったのだけど、なかなか着手できんかった…

カルトンと生地、金具の全材料。ここまで小一時間。
本体布は綿麻で、ビニールコーティング加工。
可愛い柄でお気に入りなんだけど、自分用袋物には可愛すぎるのでこういうところで使います。
裏布は同系色っぽい柄ストライプ。前回みたくベタなチェックにしようかと思ったけど、この際だからベタにラブリーで行こうと。
まあ大きめ端切れの中でこれがちょうど良かったというのもありますが。

裏打ち用の紙はコピー用紙。カルトンは大きいものから適宜切り出しました。

131030-1.jpg



綿麻にカルトン、裏地にコピー紙を貼りました。
一度作っているからレシピは脳内にあります。ファイルなら楽勝です。
131030-2.jpg

四つ角を畳みます。
レシピだとベタにただ折るだけなんだけど、金具をつけるために角を落としているのと、見栄えを考えてこのたたみ方。
厚みが出てしまうので余計なところはカットしているのだけども…
それでもやはり厚みは出ます。カルトナージュ用のノリが強力なのでくっつくけども。
131030-3.jpg

四辺ぐるりと囲むとこんな感じ。
前回学んだので布の巻き部分もたっぷりでいい感じです。
131030-4.jpg
しかし裏打ちがぼこぼこにたわんでしまい、剥がして少し厚めの紙に貼り直しております…
ノリが強力なのが災いして、リカバリに1時間くらいかかっております。とほほ。

内側の背を貼ります。
レシピだとここは表布を使っていたんだけど、市販のファイルだと裏は裏布一色なので、揃えました。
折れるように隙間部分をへこませて貼ります。
131030-5.jpg
チョイスしてなんだけど、曲がったり歪んだりのあらが目立つから、ボーダーとかストライプは使わない方がいいね…
前回のチェックでも思ったのに、ここは学習しませんでした。
そういえば前回も裏打ち一回失敗したような…

縦横や布目が気にならない総柄がいいと思います。



続く。

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